星暦カフェタイム 第34回
星暦カフェタイム 第34回
11月満月号
秋はあったのでしょうか。立冬が来て季節は初冬に入りました。
先日 関東では11月の別名「霜月」という名の通り霜がおりましたが
気温が高かったり低かったり、不安定なこの頃ですね。
先日14日の牡牛座満月の「スーパームーン」は最近よく言われる言葉になりました。
しかし、国立天文台によるとその言葉自体には定義がないそうです。
天文学の正式な用語でもなく、どの程度月と地球が近くなったらそう呼ぶのか
という基準もないため、次はいつ?と聞かれても答えられないのだとか。
いずれにしても、人は皆 お月様の話題 やはり好きですよね☆
満月は血湧き肉躍り、誰しもワクワクし、時にオオカミに変身しちゃうのでしょう(笑)
さて、蠍座の終盤17日にはボジョレーヌーボーが解禁となりました。
蠍座はワインを好みますが、時期的にも合っているといえそうです。
ワインは季節、天候によって味、出来がとても左右されますね。
良いワインを造るための葡萄栽培法のひとつに、化学薬品や化学肥料を使わない
オーガニック農業の「ビオディナミ農法」というものがあります。
この農法、惑星と強く関係していて、農作業は天文暦の種まき・植え付けカレンダー
に従って行われていると。つまり月や惑星の運行に則って剪定、植え替え、接ぎ木
などが行われるという農法です。
人智学者のルドルフ・シュタイナー氏が提唱したもので、
「ビオディナミ」とはギリシャ語でビオ=生命、ディナミー=エネルギーのこと。
土壌に自然から活力を与え、植物自体の生きるエネルギー、
本来の力を引き出して育てるという事を大切にしているものだという事です。
いわゆるオーガニックワイン(諸説あります)。
宇宙の動きに沿って作られたものと感じながら飲むと
ワインもまたひときわ味わい深く楽しめそうですね。
これは人間にとっても大切な事で、これこそシュタイナーが提唱してきたこと
になりますが、現代の私たちも、例えば月の満ち欠けに従って行動してみる。
新月から満月に向かう時は増加、増大の時期。
満月から新月に向かう時は減少、縮小の時期。
増大期は栄養に気を付け、自然食などを選ぶようにし、身体を鍛え、
積極的に形を成すように行動する、目的に沿っているかを熟考する、
稼ぎ時もこの時期です。新しい銀行口座を作るのも良いでしょう。
減少期はいわゆるデトックス時期。
減量、ダイエット、断捨離、大掃除、部屋の模様替え、整理整頓など
残すものと捨てるものをきちんとしておく。
などなど、自然に沿った行動を取りそれを続けることは、
エネルギーを内からどんどん湧き上がらせるための
大切な意識・行動となるのですね。
今は蠍座の時季。蠍座は内に秘めているエネルギーが強大です。
守護星冥王星の強大なパワーを後ろ盾に、全星座中一番のエネルギー量の持ち主。
エネルギー量や、内なる力か外に向かう力か、は星座によって違います。
蠍座の季節にオーガニックなワインを飲んで、自身の内なるエネルギーを信じ、
感じて、育て、湧き上がらせる。そんな時間を秋の夜長に過ごすのも
自分を大切にする時間といえるでしょう。
あなたのエネルギーは、どこから来てどこに向かっているか
NewMoonで尋ねてみませんか。
お待ちしております。
あかり